劇場版名探偵コナン 個人的なランキング

純黒の悪夢で映画無料チケットをもらって、この機に全て見直したよ!という人もいると思うので、オススメの意味も込めてTOP3までご紹介します。

飽くまで個人的なランキングですので、好きな話が無くても気にしないでくださいね!ネタバレ込みですのでご注意下さい。

 

1位 瞳の中の暗殺者

おそらくコナン映画で最も観ている映画です。

一番の見どころは「蘭がヒロインらしいところ」ですね。いつもピンチらしいピンチに陥っても、「別に空手で倒せばいいんじゃない?」と思わせてしまう強さを持つ蘭なので、納得の行く理由をつけてその強さを封じてしまったのは良かったと思います。

蘭が本当に殺されかけるので、コナンが蘭を守っているシーンでも臨場感がありましたし、犯人との攻防は途中までドキドキさせられました。

電車のシーンはいつ見ても怖いですね。そしてコナンはどうしてあの身体差でサッとホーム下に蘭を運べたのかは謎です。

また、伏線の回収もとてもスムーズでよかったと思います。冒頭のトロピカルランドの回想、おっちゃんのプロポーズ→コナンの告白、なぜ蘭が傘を怖がったのか?ダイイングメッセージの答え、最後のほうで怒涛の伏線回収はいつ見てもアツイです。

ただ、need not to knowというかっこいいフレーズまで登場させて、警察内部の犯行と見せかけて・・・ちょっと犯人がお粗末な部分はありましたかね?

でもそれを差し引いても個人的なNO1です。当時は近所に映画館がなかったので観に行けませんでしたが、映画館で見たかったです。

2位 時計じかけの摩天楼

第一作目の映画ということで興行収入も低めで地味な印象はありますけど、犯人との出会いから犯人に行き着くまでの推理の流れは、劇場版映画の中で一番綺麗にまとまっていると思います。

コナンは派手な宣伝をすることで有名なので、途中までは派手な展開で犯人もビックと思わせておきながら、実は全然違ったよ!って感じで途中で推理が方向転換することもあるのですが、これは最初から最後まで犯人の貫禄がそのままで、狂気を感じます。

無駄なシーンが一切ない。そして、途中の電車爆弾事件と最後の爆弾解体シーンもかなり見ものです。

本当にこの映画はすごい。絵柄が古いので若い子は見づらいかもしれないけれど、コナンファンなら是非見て欲しい。

3位 14番目の標的

この映画の特徴は毛利のおっちゃんの周囲で名前に数字が入っている人が順番に襲われるという点。残念なのは、途中までは身内ばかり襲われて焦る部分も多いのだけど、最後の方は新舞台で新キャラが襲われる展開になってしまってちょっと趣旨がズレてしまっているのは残念な部分。

あとの見どころは毛利のおっちゃんの過去の狙撃事件の真相ですね。この伏線もラストに活かされているので最後は上手くまとまっています。

いかがでしたでしょうか?図らずとも初期の作品ばかりになってしまったのですが、やはりストーリーの完成度で言うと超えられない部分があると思います。